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「材料・リサイクル論」 集中講義 しゅうちゅうこうぎ 9月 3,4,5日 (2015) |
3年生が、Recycle, Rebuild の工場見学に行く 3ねんせいが こうじょうけんがく |
9月になって、雨が多いせいか 涼しくなりました。
夏休みの3年向けの集中講義(校外活動)です。
人数が多いので、マイクロバスで移動です。(旅行ではありません!) |
![バス旅行かな?](image/7_Spt031.jpg) |
名古屋市内の 家庭電化製品の解体・リサイクル工場(グリーンサイクル(株))に来ました。
市内にあるため、工場自体は、7階建てのビルの中です。 |
![会議室で説明を受ける](image/7_Spt032.jpg) |
建物はそれぞれの2階部分が吹き抜けで、1階 3階 5階が作業空間です。
5階は、テレビの解体作業場です。まだ、ブラウン管も来るとのことです。6階からの撮影。 |
![下の階は 工場](image/7_Spt033.jpg) |
冷房・除塵の効いた作業場では、1台ずつ丁寧に分解が進みます。
パソコンの解体ブロックは、データの扱いがあって出入りのセキュリティが厳しくなっています。
再利用の部品もあるとのこと。 |
![パソコン解体は別のブロックで](image/7_Spt034.jpg) |
3階では冷蔵庫です。フロンガスを抜いた後、きれいなプラスチック部品は先に外して、残りは丸ごと粉砕機にかけられます。
フロンの管理は厳しいとのこと。漏れたら大変! |
![3階では冷蔵庫の処理](image/7_Spt035.jpg) |
粉砕の様子は、モニターで、監視しています。大きさで粉砕時間を調整しているとのこと。
粉砕機の回転ハンマーの原寸模型の上で 説明を聞きます。 |
![冷蔵庫の粉砕機の大きさ](image/7_Spt036.jpg) |
![プラスチックの選別方法](image/7_Spt030.jpg) |
プラスチックは 1 cmほどに粉砕して、比重で選別します (水に浮く・沈む)。 |
搬入口です。隣にも広い保管場所があるそうで、随時運んできます。
見学を終わって、玄関で。 ケース内のモニュメントも廃アルミで作られた物。
![](ya-15.gif) |
![受け入れ口](image/7_Spt037.jpg) |
![午後には](image/7_Spt03a.jpg) |
午後には、半田市まで移動しました。
机の上には、無線のイヤホーンが置いてあります。今度は広い工場です。 |
![家電もあるが、主にクルマ](image/7_Spt03b.jpg) |
豊田メタル(株)では、トヨタ系列のクルマの解体技術の研究をする一方、月1万台でシュレッダー処理もしているとのこと。
解体業者で塊にされたクルマを投入する。
![](ya-16.gif) |
![鉄のかけらに](image/7_Spt03d.jpg) |
シュレッダーから出て来た 欠片(熱い)!
磁石に付いた物が流れてきますが、混ざった不純物は人力で取り除きます。 |
![屋外に排出](image/7_Spt03e.jpg) |
ベルトコンベアの行き着く先は・・・ |
![磁石に付かなかった](image/7_Spt03f.jpg) |
磁石に付かなかった物は、風や渦電流の反発などで分類。
ゴムパッキン類に混ざった有用な物を 人力で最後の分別。ASRリサイクルプラントに運ばれる。 |
![磁石に付かなかった U](image/7_Spt03g.jpg) |
別棟のASRリサイクルプラントに来ました。(ASR = Automobile Shredder Residue, dust と言わない)
さらに細かく粉砕されて、樹脂・金属・ガラスなどに分類されていく。(プラントの中なので、見えません)
燃える物は電気炉などの助燃剤などに転用。 |
![銅とガラスが残る](image/7_Spt03h.jpg) |
ガラスが一番 転用先がないとのこと。 「合わせガラス」になっているので、樹脂の分離が出来ないらしい。 |
![試飲を・・・](image/7_Spt03i.jpg) |
エアバックは、別のところで、処理している。(通電爆破したり、高温にして無力化)
月間 1.5万個。 |
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