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「材料・リサイクル論」 集中講義 しゅうちゅうこうぎ       9月 3,4,5日 (2015) 


3年生が、Recycle, Rebuild の工場見学に行く    2日目

プラスチックのリサイクルを見る
輪之内町にある (株)エフピコの工場です。 岐阜羽島の西隣。
後ろの塊は 回収されてきた、潰されたペットボトル 合わせると2000トンあるとのこと。


会議室で、説明を受けます。


 食品トレー製造の会社が、なぜリサイクルを始めたのか?

 白い発泡トレーの回収が始まりで、プラスチックトレーに広がり、PETボトルもやるように・・・。
歓迎


トレー to トレー のリサイクルが、ボトル to トレー のリサイクルに深化。


 透明容器の材質を赤外線を使って 自動判別できるようになったのが、ブレイクスルー。
透明容器といっても

いろいろ違う
素材で耐熱温度も違うし、混ぜるわけにもいかない。







工場内の見学ツアーは撮影禁止でした。


資料のパンフレットを見て下さい。


残る ボトル to ボトルを,消費地直近で実現するための、ペットボトルの製造工場が建設中!

ますます深化する。



途中から雨が降りました。
PETボトルの生産工場 建設中


        

昼食を兼ねて
昼食を兼ねて、ビール工場を見学。




ビールの泡は炭酸ガスだが これは植物由来。
工場生産で発生するCO2 排出をどう下げるかを追究中。

醸造タンクの列
ビール色に塗り分けられた 20数メートルの高さのタンク。
すべてビールだ。

点検中
缶に詰めるマシンは、点検中で止まっていた。


・・・・・しっかり写真に撮れた(運転時は高速回転している)。

試飲を
試飲をさせてもらう。



・・・ベトナム学生さんは、結構強い。


        

午後に来たのは
 稲沢市の日本エンジン(株)に到着。


使い尽くしたエンジンを再生 rebuild するのが本業。
冷凍機を回す補助エンジンなど、ジーゼルエンジンが日本中から送られて来る。

 分解・洗浄の後、不良箇所を修正。全くの新品によみがえらせる。 ・・・・究極のエコだ。
再生を待つエンジン


シリンダーの内径を広げる。
ピストンリングは0.25 mmごとに大きなサイズがあるので、それに合わせてボーリング。
ボーリング


燃料噴射ポンプの試験室で。


学校にも同じのがあったぞ。
噴射ポンプの試験機


電車の自動ドアや車両のオイルダンパなどの分解・点検もやっている。(後ろの建物)
鉄道部品も


  立ち入った場所までも見学させていただき、ありがとうございました。 丁寧な説明、よく分かりました。
    お世話をお掛けしました。


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