燃料噴射計測（ジーゼルエンジン）

最新型のテスターを使用し、ジーゼルエンジンの燃料噴射ポンプの噴射量を測定する実習。燃料噴射量の測定は、環境問題にも直結する重要なテーマなだけに、しっかりマスターしておきたいポイント!

点検実習

シリンダヘッドをファイバースコープでのぞき、カーボンの付着などを確認します。船や飛行機では一般的ですが、自動車で行うことは少なく、この設備を持つ学校も少ないとても珍しい実習！ここで覚えた先進技術は将来、必ず役に立ちます。

ロータリエンジン実習

おむすび型が特徴の、マツダ製ロータリエンジンの分解から点検・組み付け、作動の確認まで一連の工程をすべて学びます。NACならではの実習の一つです。

実習で使用するエンジン紹介

ジーゼルエンジンは、三菱製及びいすゞ製の大型車エンジンを、ガソリンエンジンは、トヨタ・日産・マツダ・三菱製エンジンを使用します。
様々なメーカーのクルマに対応できる人材を育成する本学ならではのラインナップです。

検査

陸運支局の検査ラインと同じテスタを使用して、本格的に検査業務を実習します。
検査機器の取扱いを勉強することで、車検業務を基礎から学びます。

故障点検

自家用乗用、自家用貨物の定期点検整備を実習します。
ブレーキのオーバーホール、足回り、エンジンなどの点検作業を実践的に行い、定期点検整備に必要なことをすべて実習します。

計測

自動車の重量を計測するロードメーター、排気ガスの有害成分を計測する排気ガステスタ、タイヤの接地角度を測定する4輪ホイール・アライメント・テスタなど、さまざまな計測設備が充実しています。

中型車を使用した実習

国内の流通をになう運送事業の要の一つがトラック系整備士。本学では開学以来、トラック系の会社にも整備士として多数輩出しています。もちろん授業でも入門用として2ｔタイプのトラックを使用した実習があります。

分解

まずは分解！
これでバイクの構造を中から知り、クルマとの違いや同じところを知ることができます。

ギア組付け

精密になっている分、慎重に組付けます。
しっかり組付けないとエンジンは動いても走らなくなってしまいます。

シリンダ組付け

クルマとは違ってバイクには独自の組付けがあります。
シリンダはエンジンの出力に関わるため、気が抜けません。

エンジン取付け

いよいよバイクとエンジンをドッキング！！
「もうすぐで走る」と思うとワクワク、ドキドキ。

実習で使用する中型バイクCB400

50ccでバイクの基本を学んだら400ccに挑戦！！ここをクリアしたらバイクショップでも役に立つメカニックになれます！！

フェラーリ構造

いざ本物を目の前にすると興奮が冷めない！
フェラーリの提携校であるNACに入学したことを実感する瞬間。

エンジン取り外し

ミッドシップに置かれたエンジンをどのように降ろすのか、めったに出来ない貴重な体験。

エンジン取付け

実は分解より取り付けのほうが困難。
時間をたっぷりとかけて正確に取り付けていきます。

試乗

無事完成したのか、試乗して最終チェック。
フェラーリを運転できるのも貴重な体験です。

実習で使用するフェラーリ紹介

フェラーリ　360

排気量　3586cc
最高出力　400PS／8500rpm
駆動方式　ミッドシップ

フェラーリ　348

排気量　3405cc
最高出力　312PS／7200rpm
駆動方式　ミッドシップ

故障点検

まずはテスターを使用しての点検。
ひたむきな努力が実を結んでいきます。

必要装備

電気自動車、ハイブリッド車にはゴム製絶縁体作業着や電気取扱いの知識が求められます。

電気自動車

自動車の車体にリチウムイオン二次電池を搭載。
小さな車体にエコカー技術が満載。

NAC主催 Econo Power in GIFU

国内外から100チーム以上が参加するNAC主催の省エネカーレース。省エネカー部門、電気自動車部門、ハイブリッドカー部門の3つのカテゴリーがあります。
もちろんNAC学生も毎年出場しています。

ハイブリッドカー実習

一級自動車整備コース（専攻科一級自動車工学専攻）では、ハイブリッドカーの整備技術も学びます。
時代のニーズにあった最先端技術の修得が可能です。

OBD実習

より早く、より正確に。確かな技術を「お客様」が待っている。いち早く故障を見つけるために、最新のテスターを駆使して修理技術を学びます。

アクティブテスト

故障を知る為に実際に走らないとわからないことも。でも故障しているクルマで走行すると危険も伴ってしまいます。そんなときに活躍するのがOBD診断機を使ったアクティブテスト！擬似的に走行状態が可能となります。

高度故障診断

先生が故障したクルマを作り、OBDや最新テスターを駆使して一早く故障箇所を探し出します。今までの知識を発揮するとき。

フレーム修正

事故で損傷を受けてしまった車を元通りにするフレーム修正機を使った実習を行います。レーザー計測器や四輪アライメント・テスタなどの計測器を使用して、正確な車両の修理技術を学びます。

板金

溶接機やパテ、修正機などを使いながら、事故などでダメージを受けたクルマのボディを、元通りに修復する板金フレーム修正等の特殊技術を習得します。

塗装

塗装ブースを使用して、下地処理からマスキング、ブロック塗装、オールペイントまで塗装の前段階を学びます。実際の整備工場で使われている本格的な装置を導入することによって、実践的な感覚を養います。

カスタマイズ実習

車両のボディー剛性向上、サスペンション交換、ドアのガルウィング化、四輪駆動車のクロスカントリー車両への改造、室内のドレスアップなどオリジナル車両への改造を行う実習。

学生製作車両の紹介

専攻科車体整備専攻では、授業の一環としてカスタムカーなどの車両制作にチャレンジします。4～5人のチームでテーマを決め協力しながら完成を目指します。車体整備の技術修得はもちろん、協調性を養うことにもつながります。

データ解析

レーシングマシンにカメラを取り付け、みんなで話し合いながら改善点を見つけ出していきます。
専門性の高い授業の一つです。

セッティング

改善点を見つけたら即実行！学生の力で絶好のコンディションを作り出していきます。

サーキット実習

NACでは、実際のレース（S－FJ）にレーシングメカニックとして実際に参加することができます。授業の成果を試すときです！

プロのレーシングチームにピットクルーとして参戦

モータースポーツエンジニアリング学科では、プロのレーシングチームと提携、レースごとに学生数名ずつ交代でピットクルーとして送り出しています。

EVカート組立

電気で走るEVカート。一から製作するEVカートは作り応え充分！走ったときは作ったものにしかわからない感動があります。

レーシングカート整備

実習で組立てたレーシングカートの最終チェック。
あとは「スタート」を待つばかり！

レーシングカート走行

レーシングカート、フォーミュラカーの基礎となっている所を別の角度から学ぶことができます。実際に分解や組立、チューンナップを行い、カートレースにも参戦します。

レーシングカート走行

「無事ゴールできるか」「表彰台に残れるか」この瞬間がたまらない！ だからレーシングメカニックは辞められない！