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エコノ・パワー・レース(タイ国 S-TECH)

 2009年 8月、中日本自動車短期大学はタイ国ナコン・シー・タマラート県(Nakhon Si Thammarat)にあるサザン・インスティチュート・テクノロジー校(Southern Institute of Technology:略してS-TECH)と学術やスタッフの交流・共同研究などを目的とした提携を結びました。
 その後双方で具体的な交流がスタートし、11月 1日には、S-TECH校で開催を予定しているエコノパワーレースに必要な運営ノウハウやエコノパワー車両の研究を目的として多数のS-TECH関係者が本学主催の Econo Power in GIFU を視察されました。
 上記の視察を経て、11月26日には S-TECH校で初めてとなる第 1回「S-TECH Econo Power in NAKON SI THAMMARAT」大会が盛大に開催されまたので、その大会の様子を簡単に紹介します。なお本学からは、提携についての共同声明を行うため山田弘幸学長が、技術指導に清水啓司准教授が出席しました。

大会の看板。
なんとなく Econo Power in GIFU の看板に似ていますが、立派なものが用意されていました。(タイ語は?)

大会前のセレモニー。
中日本自動車短期大学とサザン・インスティチュート・テクノロジー校、両学長による提携についての共同声明が宣言され、これにナコン・シー・タマラート県知事が立会人として出席されました。

レースの開始。
広々とした学内道路を使用し、大観衆の中、第1号車がスタートしました。

S-TECH校近隣からの参加車両。
この車(No.11)は第 5位で入賞しました。

S-TECHの参加車両。
主催校なので賞典外ですが、NACからのお土産タイヤを装着、地の利を生かし十分な練習走行を行った甲斐があり、記録 617.776 km/l の最高記録で完走することができました。

本番スタート前の緊張の一瞬。
燃料補給所での最終チェックです。

走行後の車両保管場所。
車両デザインも様々、色とりどりでした。

中日本自動車短期大学賞(デザイン賞)の授与。
山田学長より No.8 「top of the world チーム」に直接手渡されました。

S-TECK参加車両を前にした大会後の記念撮影。
主催校であったため賞典外でしたが、見事大会最高記録 617.776 km/l をマークしました。NACでの研修効果は絶大だったようです。
S-TECHメンバーと山田学長、S-TECHチュユット学長。

初めての大会開催という事で大変な苦労があったと思いますが、NACで得たノウハウをもとに大会を無事成功させる事ができ、S-TECH校の関係者はとても喜んでいました。
S-TECHメンバーはこの成果を得て、来年のNACの大会に是非出場したいとやる気十分の様子でした。来年の大会が楽しみです。
 ■ 本学との調印式(S-TEC)
 ■ Econo Power Race(S-TEC)