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MSE学科の実習風景をご覧ください(2015.04.17)

 モータ・スポーツ・エンジニアリング学科の専門科目として、モータースポーツ演習があります。モータースポーツに特化した演習科目で、I~IVの4科目で構成されています。1年生から3年生までステップアップしながらモータースポーツに必要な基礎技術や知識を学びます。

モータースポーツ演習IIの授業風景。炭酸ガスアーク溶接、MIG溶接、TIG溶接などの溶接基礎を実習します。展示実習は的野先生。

同じくモータースポーツ演習IIの実習風景。シリンダ・ヘッドを使って「ねじ修正」の実習を行います。雄ねじはダイス、雌ねじはタップというハンドツールを使って加工します。実際の現場では、傷んだボルトやボルト穴の修復によく使う技術です。指導は可知先生。

これもモータースポーツ演習IIの実習風景。旋盤を使った機械加工技術を学びます。丸削り、ねじ切り、穴開けなど旋盤を使うと色々な物作りに応用が広がります。

モータースポーツ演習IVの一コマ。情報演習室でS-FJ走行データの確認を行っています。MSE3年生の演習ですが、6月の末にS-FJ Rd.4レース、その前のスポーツ走行が控えていて、準備に忙しいころです。

S-FJ(WEST 07J)のアンダーパネル取り外しを行っています。アルミ製の薄板で出来ていますが、サイズが大きいので二人から三人で取り外します。

S-FJマシンの燃料タンクが期限切れになり交換作業を行います。写真はタンクを取り去った後の燃料ポンプ部分。

新旧二つの燃料タンク。上が新品、下が取り外したもの。燃料タンクには有効期限(製造または初回充てんから概ね7年)があり、期限が過ぎるとレースに出られません。

旋盤実習の風景。安全のためゴーグルを着用します。手袋をすると巻き込まれる危険があるので素手で作業します。指導は清水先生。