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「材料・リサイクル論」 集中講義
しゅうちゅうこうぎ
9月 4,5,6日
(2014)
Recycle, rebuild の工場を見学 2日目
3ねんせいの こうじょうけんがく
2日目は、早くに出発して、半田市まで来ました。
狭い座席で我慢してきたのを発散!
トヨタ系列の、クルマの最終処理専門の会社です。
ここの特徴は、昔は埋め立てに回してしまっていた非金属材料を、再分別するプラントを持っていることです。
海岸の埋め立て地にある、8万u以上の広さがある処理場です。
向こうに見える2つの山は、鉄片です。
シュレッダーにクルマを投入する、巨大クレーン
有効な部品を、まずどう回収するかを研究する研究所も併設。
販売前の新車も、研究のために潰される!
大型シュレッダーから出てくる、鉄片。
銅などが混ざっているので、人間が最終選別する。
磁石にくっつかなかった物は、こちらを通る。
これはさらに細かくして、風・砂による比重選別・渦電流利用の選別などで細分すると、よみがえる!
非金属のもの(ASRと呼ばれる)は、別のリサイクルプラントでさらに細かく粉砕する。樹脂やゴムの中に混ざった銅やアルミニウムを、いかに探し出すか。
樹脂も助燃材として電気炉で燃やす用途があるんだそうで、もっとも利用が出来ないのがガラスだそうです。(これも煉瓦などに混ぜて一部は再利用)
1〜2 mmの細切れになって落ちてくる、電線。
いかに純な物として集めるかが鍵とのこと。
エアバッグの処理もやっているそうで、月に15000個。
中央の箱の中にいくつかずつ並べて、爆発させ、無力化してから材料を分別。
午後は、岐阜県に戻って、ご覧のセンターに。
パレットで運ばれてくるのは、ペットボトル。(今年の夏には、たくさん飲みました。)
事務棟の2階で、概要の説明を受けました。
残念ながら、工場内は撮影できませんでした。
小学生向きの説明は
ここを
。
普段 プラスチックトレーとしてお世話になっている物も、ポリプロピレンPP、ポリスチレンPS などがある。
これを赤外線を使って分別するプラントを見ました。
さらに、PETボトルを溶かし、耐熱性を高めて トレーとして再利用する技術が確立したとのこと!
ここでも、出口で。
それぞれの会社で、たいへん お世話になりました。
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