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「材料リサイクル」で工場見学 こうじょうけんがく           8月 29日 (2012)


集中講義で、ゴミ選別工場に来ました   しゅうちゅうこうぎで、ごみせんべつこうじょうにきました


脇先生(右から3人目)の担当講義の一環で、リサイクルの現場の見学に来ました。
 名古屋市南区にある、市立の工場です。

収集車で集められた不燃ゴミを、不燃物・可燃物・鉄・アルミに分けます。
施設の前で

選別の流れ


粗大ゴミを粉砕するための粉砕機 の実物大模型です。
全体が回転して、濃いネズミ色のハンマー部で叩いて、10 cm程度にまで壊します。
粉砕機の模型


穴の開いた円筒が回転して、細かい物を下にふるい落とします。
落ちてくるのは、ガラスや陶器、プラスチックのような割れやすい物です。

説明して下さった工場長さんが、デモをやって下さいました。
ふるいの模型


ベルトコンベアの終端に磁石(高速回転している)があって、ここで、鉄・非鉄(アルミ)・非磁性(木やフィルム状の物など)と分ける。


詳しい仕組みはここを
磁気選別


実際の工場です。6階建ての大きな建物の中です。

右の投入口から落とされたゴミを、クレーンで左にある粉砕機に運び入れます。
それで実物は


回転ふるいも実際はこの大きさ。

2系統あって、今は交互に動かしているそうです。
建物の中で作業するのは、においやほこりが出ない対策でもあるようです。
ふるいの実物

移動の途中で
午後の工場に行く途中で、ディーラーの展示場に立ち寄りました。

エンジンの再生工場です  えんじんのさいせいこうじょうです


午後は、出力の下がったジーゼルエンジンを再生する工場を見せてもらうことに。
次の工場は
     

修理依頼のエンジンは、洗浄・解体され不良箇所を見つけます。

こちらも、工場長さんが説明して下さいます。


再生(リビルトと呼ぶ)の流れはここを参考に。
洗浄されたエンジン


シリンダがすり減ったり、段着きになった物は、一回り(0.25 mm)大きいピストンに合うように内径を広げます。


手前にある、3気筒のエンジンは冷凍機を回すための物らしい。
ボアアップ


ボーリングの調整中。






大型エンジンのシリンダーヘッドを、トルクレンチで締め込んでいます。

この後、出力の試験をします。

ボーリング中

組み立て



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