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「材料リサイクル論」で工場見学 こうじょうけんがくに いく      9 月 13日(2011)


クルマの解体工場・シュレッダー工場を見る


廃車になったクルマをどう処分、再利用するかを学ぶ科目です。
 夏休みの期間を利用して、工場の見学に来ました。

ガソリンタンクに穴を開けて、ガソリンを抜く作業。
ガソリンを抜きます


こちらは、フロントガラスをくり抜く作業。

 フォークリフトの爪が薄くしてあって、刃物のようです。
フロントガラスを外す


マフラーや足回りをガスで切断。

 続いて、エンジンも落とします。

 エンジンは別に処理します。
車輪を外す


残ったボディは、プレス機にかけて、ペチャンコに潰してしてしまいます。
ペチャンコになりました


別の工場では、持ち込まれたボディを粉々にしています。

 一台ずつクレーンでシュレッダーに投入します。ここの工場では、9分間で粉々になって出てくるそうです。
ペチャンコのクルマは


磁石や風圧などを駆使して、材料ごとに分別していきますが、最後は人間がチェック。

 ベルトコンベアを流れていく破片(これが熱い)の中に混ざった銅線(コイルなど)などをはじき出します。
細かくなって


鉄の山ができました。
鉄のスクラップ


こっちは、鉄でない物をもっと細かく砕いて、さらに材料ごとに分ける工場プラントの内部。

【かなり撮影が制限】
工場!


金属のくずは、1 cm 以下の粒となって出てきます。銅は砂粒ぐらいになって、サラサラと音を立てて出てきます。

 プラスチックは燃料に、断熱材は再利用にと、余す無く利用します。

「都市鉱山」という言葉が、意味を持って理解できました。
最終処理後

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